注文住宅の家と言うのは自由設計による家づくりであり、施工主となる人の想いを込めた家を作り出せると言う魅力を持ちます。自由設計による家と言うのは、予算を考えずに行えば、建築コストは膨大なものとなるため、予算を工務店やハウスメーカーに伝える事で、おおよその家の設計をして貰う事が出来ます。しかし、この設計はあくまでも予算の中で収まる形になっていますので、施工主の想いが詰まっている設計図ではないのです。家の設計を行うのは建築士に全てお願いをすることになりますが、設計士が作り上げた家の図面を見ながら、ここはこのようにして欲しいと言った要望を出したり、部屋に入る時の扉は左側に付けて欲しいなどの要望を出しながら設計図を変更していくことになるのです。
また、この設計図の変更と言うのはとても時間が掛かるものであり、注文住宅で家を作りあげるまでの間には何度となく設計図の変更が加えられ、最終的に施工主の想いが詰め込まれた設計図が完成するのです。尚、工務店やハウスメーカーを決めてから実際に家の建築に入るまでの期間と言うのは人それぞれではありますが、数か月程度の期間をかけて注文住宅の家づくりを行うケースが多いのです。中には、1年以上も設計に時間を費やすケースも有ると言われているのですが、注文住宅は自由設計と言う事からも、図面を見ながら色々な改良を加えながら、満足できる家づくりを行えると言うメリットが存在しているのです。