注文住宅の主な流れは、予算と住みたい地域を決定したら、それに見合う家を建ててくれる工務店やハウスメーカーを探して相談をし、具体的な設計に取り掛かって工事に入ります。工事中にも様々なチェックが行われ、完成したら最後のチェックを済ませて引き渡しという流れです。言葉にすると簡単に進められるような気がしますが、一つ一つの工程に気を使わないと失敗してしまうこともありますので、依頼する住宅メーカーとよく相談しながらより良い選択をしなければなりません。大きな流れの中で気を付けたいポイントがいくつかありますが、最初の方のステップでは土地探しで失敗することがあります。
注文住宅ではあらかじめ土地を用意することも多く、建て主が色々なサイト等を見て決めることがありますが、理想的な場所でなくて妥協すると後からさらに気になる点が出てくることも少なくありません。地盤や周辺環境、気候による影響等見ておくべき部分はたくさんあります。住宅メーカーに探してもらうと、良い条件のところを押さえてくれますので比較的満足度は高めです。設計の段階でも、思うとおりにいかないことがしばしばあります。
様々な要望を取り入れられるのが注文住宅の良い点ではありますが、あれもこれもと詰め込みすぎるとコンセプトがあいまいになったり、予算をオーバーしてしまいます。快適さを追求するあまりに用意されたオプションのほとんどを導入しようとすると、不必要なものが増えて無駄です。